電磁波ガイド

電磁波とは

電磁波とは空間を走る電磁気の流れのことで、電気と磁気がお互いを作り合いながら空間を進んでいく波の流れをいいます。

らせん状に巻いたコイルに磁石を差し込んだり抜いたりすると、そのコイルに電流が発生して磁界の変化が電界を作ります。このように電磁気には、電界が磁界を作り、磁界の変化が電界をつくるという関係があり、この電界と磁界がお互いに影響を及ぼし合いながら空間を進むのが電磁波なのです。そのため電磁波には電界と磁界の両方の性格が出て、周波数が低いものほどはっきり分かれて出てきます。

電磁波は波を描いて進み、その早さは光と同じです。一つの波の長さを波長といい、一秒間にいくつの波を描くかを周波数といいます。電磁波はその波長の長さ、周波数の違いによって、その性格が違ってきます。電磁波は大きく分けて3つの種類に分類でき、波長の短いものから、電離放射線、光の仲間、電波となります。

可視光線の赤よりも波長が長いものを赤外線といい、また逆に紫よりも波長が短いものを紫外線といいます。その紫外線よりさらに波長が短くなると、エックス線、ガンマー線といった電離放射線となります。また、赤外線よりさらに波長が長いものが電波と呼ばれるものです。通常は、周波数が300万メガヘルツよりも低いものを電波といいます。

エックス線やガンマー線がもたらす電離作用による健康障害のメカニズムは、既に明らかになっています。エックス線やガンマー線は、それが通るところに原子があると、その原子から電子を引き剥がしていきます。電子を剥がれた原子はプラスの電気を持つイオンになります。このように原子をイオン化する作用を電離作用といい、その電離放射線によって生体の染色体や細胞が傷つけられます。この電離作用によって、がんや白血病、遺伝障害などが引き起こされるのです。

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